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[第三回]
あるパパのコラム 『ママは知らないパパの気持ち』
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● はじめに
前回は命名時のパパの思いでした。今回は泣き声にまつわる出来事です。
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● 本編
[脱帽]
寝そべっていた。いや、目を瞑っているのだから眠っているのだろう。
起きていても眠っていても寝そべっている。当たり前と言えば当たり前である。
そんな動きも無く、つまらない我が子を眺めながら、飽きもせず微笑んでいる私
は、端から見ればバカに見えるだろう。そう、この時確信した。紛れも無く私は
親バカであるのだろう。
そんな我が子が、時々大きく張り上げる泣き声。それは、ただ大声を張り上げて
いるだけ。ただそれだけに見えることなのだが、この泣き声には色々な意味があ
ることを教えられた。
近年父親の子育て参加が大きく求められるようになってきている。それは我が家
には顕著に現れていた。私も妻が元気になるまでの間、オムツ換えやミルクなど
できることは一通りやっていた。もちろん、育児参加することは楽しいし、私も
子育てしろと言われれば、それも可能だという自負もあった。しかし、どうして
も埋められないものが出てきた。我が子が泣いた時にどうやったら泣き止むよう
に出来るのか。
さっきはオムツを変えたから、今度はミルクだろう。ミルクを飲んだから次は眠
いのだろう。そんな風に考えていけば自然と泣き止ますことができた。しかし、
それはすぐにやってきた。
大声で泣く我が子を抱き上げてあやした後、オムツを換えた。さあ、これで泣き
止むだろう。そんな私の期待とは裏腹に泣き止まない。ミルク?いや、さっきあ
げたばかりだ。眠いだけ?いや、さっきまで眠っていた。思い当たる全てをやっ
てみても泣き止まない。何故かもわからず妻に助けを求めると、妻は我が子を抱
き上げた。その瞬間、何故?と思うほどあっさりと泣き止んだ。私が色々な手を
尽くしても、泣き止まなかったものが、母親に抱かれる、ただそれだけのことで
満足してしまう。これには脱帽だった。やはりこれは母と父の違いなのだろうか。
その時、母親を求めて泣くということがあるというのを実感した。
しかし、あとは初心者同士。仲良く色々苦労しながら親として少しずつ成長して
いる。もちろん、毎日が四苦八苦の連続だけれども。
そんな苦労している親を見て、寝そべることしかできない我が子は何を思ってい
たのだろう。案外、頑張れよ!なんて思いながら笑っていたのかもしれない。
まあ、それはそれで面白いかもしれない。
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さて、我が家のやんちゃ坊主は、本日ご機嫌らしい。歌を歌ってはしゃいでいる。
坊主に付きあって上げるとしよう。では、続きは次回に
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